ミスチルは90年代が一番好き

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「あんたはあの行動で、姫川様ファンクラブ総勢700人全員を一斉に敵に回したわよ!」 待ってくれ。この学校は一学年400人程度だから…2、3年生のほとんどが敵かよ!何だそれ…ってどうでもいいけど。 「いや、俺その姫川サマから呼び出されたから急いでんだけど。」 「え!?姫川様の!?く…なら今回は見逃すけど次あったらただじゃおかないからね。」 見逃すも何もまず悪いことをしてない。校則も破ってないし。 まぁ取り敢えずショートカットの先輩はいなくなったので安心して生徒会室まで行けるな。 さて、生徒会室前。俺はコンコン、とノックをする。 「入ってくれ。」 許可がおりたので失礼します、と挨拶をしながらドアを開ける。 生徒会室の中には、姫川優希先輩一人だけだった。 「俺に何か用があるんですか?」 開口一番、単刀直入に俺が一番聞きたかったことを口にする。 「なに、君にはちょっとした伝達事項があるだけさ、真音流君。」 伝達事項?わけが分からん。入学して二日目の俺に個人的に伝えるべきことなんかあるのか? 「君は生徒会役員になることになった。明日からよろしく頼む。」 …意味不明すぎて話がピーマンなんですけど。
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