ミスチルは90年代が一番好き

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「でも仕方なかったんだよ!生徒会長から呼び出しくらった上に聞かされた話がとびきりぶっ飛んだ内容だったんだからさぁ!」 約束したのは朝だぞ?そんな前のこと覚えてられるか! 「どんな理由があるにしたって…約束破るのは…最低だろ…。」 ?何だ?急に元気がなくなったな。どうでもいいけど。 「別に俺は最低でいいんだが…まぁ悪かったよ。今から屋上行くか?」 「…もういい。帰る。」 そう言ってスタスタと去っていく西荻。そういえば俺あいつの下の名前知らないな。ってそれこそどうでもいいな。名字が分かればある程度区別ができるし。 はぁ何か今日は疲れたな…。癒しの空間TSUTAYAへ早く行こう。 今日は何借りようかな。ミスチルベストの骨にするか、ミスチルのアルバムボレロにするか…よし、両方借りよう。真音流最終奥義『カレーとうどんが食べたいならカレーうどんにすればいいじゃない』だ。フフフ。 まぁそんな見るからにアホな事を考えていると、前方に見知った背中が…。あれは美香か? …素通り決定。 俺は歩く速度を緩める。美香の後ろ姿はどんどん遠ざかっていく。フ、今日の俺は完璧だぜ。
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