ミスチルは90年代が一番好き

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「おっと、そういや俺TSUTAYA寄るんだよね。だから美香は先に帰っててくれ。」 危ない、忘れるところだったよ。ああ、早くミスチルを聞きたい…。 「え?だったら美香も行きたい!」 バカな!予想外すぎる…。一人でじっくり見ていきたいんだが…。よし、置いていこう。 「サラバだ美香!」 俺は全力でダッシュ! 「あ!待ってよお兄ちゃ~ん!」 すまない我が妹よ!ぶっちゃけお前についてこられると邪魔でしかない! ふぅ、満足満足。俺はTSUTAYAから帰り、家のドアを開ける。 「ただい…ま?」 「おかえりなさい、流~。」 あれ?何でお義母さまは鬼の形相で仁王立ちしていらっしゃるんだ? 「何かあったの、義母さん?」 俺がそう聞くと義母さんは愉しそうに 「あんた、美香を泣かせたみたいじゃない。」 と言った。てか、心当たりがなさすぎる。身に覚えがない。いやマジで。 「えっと…何のこと?」 「あんた、美香を置いて一人で遊びに行ったんだって?」 待て。何でTSUTAYAへ行くのに美香も連れてかなきゃいけない? 「えっと…別によくないか?俺もう高校生だし…。」 「喧しい!美香を泣かせた。それだけであんたの死罪は確定だよ!」
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