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「ああ、この朝の仕事は生徒会長だけの仕事なんだ。だから今日に限らず、明日も明後日も朝ここに来るのは君と私だけさ。」
へぇ。まぁいいけどさ。ぶっちゃけ補佐なんかいらなくね?皆で協力すればどんな障害だって乗り越えられるさ!…はい、関係ないうえにそもそも俺はそんなキャラじゃない。
「それじゃ、俺はこの書類教室に持ち帰りますね。」
「ああ、頼んだぞ…っと、そうそう、君は放課後の生徒会活動には参加しなくていいからな。」
はい、了解でーす、と簡単な返事だけして、俺は生徒会室を出る。
三組教室。朝から何故か睨まれています…。主に右隣から。はい、西荻さんですね。だめだ、怖くて隣を見れない。音楽の世界に逃げるか…。お、Make or blackか…。何でこのタイミングで暗くなる曲なんだよ。
「…お前。」
隣からかなり低い声が…。
「何でしょうか西荻サマ?」
怖くて仕方ないです。俺は今蛇に睨まれた蛙です…。食われる側なんです。丸呑みされそうです。
「今日こそ放課後屋上に来い。」
「ハハッ。了解であります!」
俺の返答に西荻は不愉快そうに俺をもう一度睨んだ後、顔を黒板に向ける。
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