すばせかのサントラはもはやゲーム音楽のレベルを越えてる

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「悪い、そんなつもりは…。それで、用件は?」 あれ?聞いている内容がさっきと同じになってるぞ…?まぁどうでもいいか。 「はい、えっと…一応クラスメイト全員分の、その…承認が必要で…。」 ああ、だからその今彼女が持っている紙に何か書けと、そんな感じか。 「分かったよ、えっと…あんた名前は?」 俺が聞くと彼女はびくっ!と肩を震わせて、 「えっと、私は…花崎…綾…です。」 それはもう泣きそうになりながら自己紹介してくれた。…俺そんな怖い顔してるのかな。どうでもいいけど。 「そっか、えっと…花崎、その紙に何か書けばいんだな?」 俺が聞くと、花崎は俯いて、 「はい…。」 と答えて俺に紙を差し出した。 まず名前を書いて、と…。面倒だから何も考えずに承認の欄に印をつけて花崎に渡す。 「出来たぜ、花崎。」 「はい、ありがとうございます…。」 同年代の俺に向かって敬語なんて、変な奴だな。 花崎はその後すぐに席に戻った。 さて、面倒だがこれから授業だ。 どうやって受けてやろうか。
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