俺の理想の女性はシンディローパー

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校則は五つあって、 1.制服を着やがれ。 2.他の生徒にはなるべく迷惑をかけんじゃねぇ。 3.めったにねぇが、校長が何かを決めたら順次それに従いやがれ。 4.悪いことは言わない。法律は守っとけ。 5.てめえが責任を取れる範囲なら、俺は何にも言わねぇよ。好きにしやがれ。 といったものだ。はい、生徒手帳に書いてあった校則の文体についてはスルー。さて、そんなことを考えながら歩いていくと、もう御解高校は目の前。 俺は校門で女性の先輩が配っている、クラスが書かれた紙をもらう。一年三組か。幸か不幸か、鹿島とも同じクラスだ。 先輩方に各自教室へ向かうように指示されたので、大人しく教室へ向かう。 ガラガラッ 教室のドアを開くと、もうほとんどの新入生が教室へ来ていた。 「真音~!元気してたかコノヤロ~!」 そう言って俺にタックルかましてきたのは、さっきから何度か話題に出ている鹿島新治だ。黒髪短髪、丸顔。中学ではバスケ部に所属していた。なんでも、エースだったらしい。こんな奴がエースとか、マジで世も末だな。
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