―2―

9/10
前へ
/162ページ
次へ
溢れてくる涙を見られないよう、走って逃げ出した。 ごめんね ごめんね、光くん。 好きだよ。 好きなのに。 信じられなくて…… ごめん。 初めての恋といえる、恋だった。 胸が締め付けられるような痛みを感じたのも。 話しているだけなのに、感じた高揚も。 全部全部 光くんだけ……。
/162ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1450人が本棚に入れています
本棚に追加