1450人が本棚に入れています
本棚に追加
好きになったらって…
「真琴、光くんのこと…」
「やっだぁ!!まだよ!!まだっ。これでも私、恋には慎重なんだからねっ」
その返答にホッと息を吐き出したのも一瞬。
「でも、ありえるかもねェ。カッコイイじゃない?光くん。」
ズクンッと胸が痛くなる。
「そのときは結衣、協力してね!!」
…そんなこと、出来るか分からない。
だって、私の胸がまだ彼のことを好きだと、騒いでいる。
真琴は、もう浮かれていて私の変化には気づかない。
そんな真琴の鈍感さに少し救われる。
好きな人と友達。
私は、どうすればいいの…?
最初のコメントを投稿しよう!