~('A`)は死にかけるようです~

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????「あなた、その花踏んだでしょ?」 ('A`)「え?あぁっ!?」 ????「やっと気付いたのかしら?愚図な男ね」 ('A`)「すまない……わざとじゃないんだ」 ????「いいわ、あなたには肥料になってもらうから。」 そういって踏まれた花の主であろう彼女は少年に傘の先を向ける。 ('A`)「…………………」 ????「…………………」 長い沈黙が流れる。その沈黙を破ったのは――― ????「………ねぇ」 ('A`)「ん?」 ―――彼女の方だった。 ????「何故逃げないのかしら?普通ならこの威圧感でも逃げ出すはずよ」 ('A`)「さぁ?でもどのみち殺すって顔してるからここにいるってのはあるな。」 ????「へぇ、分かっているのね」 ('A`)「あぁ、誰でも大切な何かを失えば殺意ぐらいわくさ」 ????「あなた、面白いわね。気に入ったわ。」 ('A`)「へ?」
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