第一章『異世界へ……』

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 それでもまだ、多くの魔物が残っていた。 「──えっ!? 全然減ってない」  青年は、唖然としていた。なにしろ、魔物の群れは半数以上残っているからだ。  だが青年は何か思い付いたのか、嬉しげな表情へと変わる。 「──師匠から教えて頂いたアレを喚べれば、この現状を打開できるかもしれない!」
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