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「ッ!?な…なにを…姉…さん!?」
レンは何とか立ち上がろうとするも立てずに片膝をつく形になっていた。
「ほう~。まだ潰れんか!?……ククク」
不気味に笑うレイラ。
否、レイラの姿をした何かを10歳とは思えないような瞳で睨みつけるレン。
「そんな顔をしても無駄だ。」
すると次第に女性のような声から男性のような低い濁声に変わっていった。
姿もさっきまで着ていた純白のドレスではなく黒いマントのような服になっていた。
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