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華『ククク…あっちはもう始まったようだな』
刀と木刀をぶつけ合う
銀時と悲月を見つめた
破『んじゃとりあえず対戦相手でも決めようぜっ!!』
と 嬉しそうに飛び跳ねる破月
土『俺ァ誰が相手だろうが構やしねーよ』
そう言いながら敵をチラリと見る
最初から妙な違和感はあった
悲月の能力
力
ただならぬ殺気
【…てめーら暗夜族ってのは何か知ってるか?】
…こいつらは
破『えーと…誰にしようっかなァー♪それじゃァ…』
神『おい…』
【バンッ】
乾いた銃声
破月の足元に
一発の銃弾が通り過ぎた
神『お前らレディファーストっていう言葉を知らないアルか?ここはレディの私から選ばせるヨロシ。私の傘にぶち抜かれたくなかったらな』
そう言って
フゥ…
と煙が出ている傘の先端を
そっと吹いた
……プッ
如『…アハハハハハハ!!!』
そんな神楽の様子を見て
如月が腹を抱えて笑い出した
神『お前何がおかしいネ!』
如『いや…その度胸気に入ったよ!!決めたっ。俺はチャイナちゃんにするっ』
と刀を抜きながら
神楽の前へと歩き出す
神『私に挑むなんてお前こそいい度胸アルなチビ』
と黒い笑みを浮かべる神楽
如『てめっ誰がチビだ!!俺の方が確実にでかい!!チビはお前だろチビ!!』
神『何言ってるネ!!私の方が大きいに決まってるアル!!』
はっきり言うと
2人の身長差はほとんどない
共に爪先立ちで張り合っている
如『…先に言っておくが俺は強いぜ?心して戦えよガキ』
その言葉にフンッと鼻を鳴らす
神『相当なナルシストアルなお前。キモいアル。ガキは母ちゃんの乳でもしゃぶってればいいネ』
己の武器を握り締め
2人はニヤリと笑った
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