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夜中…3時くらいに私は目が覚めた。 水でも飲みにいこうかと片足を布団からだして、気づく。 ひた…ひた…ひた…ひた 廊下から誰かのゆっくりとした足音が聞こえるのだ。 両親は記念旅行などといい出掛けているため、あと3日は帰ってこないはずだし。 そして、段々自分の部屋に近づいてくるそれは、なにを言っているかは、わからないが…なにかをずっと唱えるようだ。 ひた…ひた…ひた 近づいてくる足音と声に恐怖を覚え私は布団に顔を埋めた。 その瞬間 ひた…ひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひた 突然足音は急に早くなり、そしてますます自分の部屋に近づいてくる。 怖くて私は目尻に涙がたまる。 ひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひた……ひた…ひた そしてまた急に足音がゆっくりになる。 そして… ひた………ひた ついに、私の部屋の前まで来た。
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