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ひた……ひた それはついに、私の横にたった ぎゅっと目をつむる私 誰なのかはわからないけど 凄く怖かった… ぴたり 冷たい手が私の頬に触れた。 その後は、すっ…とその冷たい手の指先から触れている感覚が徐々になくなっていった。 そして私の意識も徐々になくなり眠りに落ちた。 それが誰かは、いまだにわからない。 ただ朝起きると2つのリングが通ったネックレスが首に通してあった… 一つは緑の石がはまっている指輪で もう一つは 真っ赤な線が2本引かれた指輪。 あとでその事を母に告げると泣きながらその指輪に触れた。 決してそれを外してはいけないと、そう言われた。 なんでかは今でもわからない。ただ外してはいけない…わかるのは、それだけ。 -END-
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