苦痛・逃避

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「怪我…ない?」 私は耀くんにそう 言うがなんともないよ としか答えない。 「それより、ごめんね。」 「何が?」 「早く助けに行けなくって。 怖かったんじゃない??」 「うん…。 でもね、耀くんが きてくれると 思ってなかったから 嬉しいよ…。」 私は涙をこらえて 出来るだけ笑うように した。
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