はじまり―――…

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  「はい、僕です。ごめんなさい。」 薄暗く、無機質な部屋で、僕は 事情聴取 ってやつをやってます。 紺色の人とお話をするだけの、簡単なものらしいです。 「容疑を認めるのは、偉いことだよ。しかし、どうして君は 20人の大人を相手に暴れたりしたんだ?」 「暴れたって…。いや、あの おじさんたちが、僕に言い掛かりをつけてきて…あ、あれですよ!正当防衛!」 「って、言ってもね?なんせ被害者の数が異様でしょう。 1人の青年が、20人の大人を相手に、怪我ひとつなく、逆にシッペ返しを喰らわせた って…。引っ掛かるんだよねぇ~。何か怪しいことしたんじゃないの?例えば、鈍器なようなもので、後ろから殴ったとかさ。そうでもなきゃ、大人数の人を気絶だなんて。」 「してないっすよ~。なんでそんなこと。」 この事情聴取ってやつですが、 だるいです。すごく。 と、思っていたら、この部屋に 今 僕と話をしていたおじさんとは、別のおじさんが入ってきました。 「久本。俺が代わる。お前は外で自分の仕事してこい。」 このおじさんは、どうやら選手交替をしたいらしいです。 「いや、しかし 西嶋さん…。」 それを拒む久本警部。 「いいから。ほら。」 どうしても 僕と話がしたい 西嶋警部。 俺 どんだけ人気者なんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 「こんにちは。多胡乃浦くん。」 「……ちは。」 「今、事情聴取してたを久本って刑事さんはね、ちょっと疑り深いやつでね、使い物にならないんだよね。ごめんね。」 いや、刑事なら 疑り深くなきゃダメでしょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww なに言ってんだよコイツwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 「さて、そいつに代わって、僕 西嶋が 事情聴取2ラウンドを始めるよ!」 めんどくせぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 事情聴取も、西嶋のキャラも めんどくせぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww  
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