Prologue

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「おっなんだこれ」 携帯をいじっていた修吾は不思議なサイトを見つけた。 そのサイトは、黒い画面に真っ赤な文字で<毎日に退屈していませんか>と書いてあるだけのもの それだけならいたって普通なサイトなのだが、ただ見ているとなぜか引き込まれるような印象を受けた。 「まっ、いいか」 そういうと何となくそのサイトのEnterボタンを押す。 何となく…学生がフィッシング詐欺に合う1番の理由である。 押すと、画面には質問とYesとNoの選択肢 「ええと、なになに<あなたはファンタジーが好きですか?>おー大好きだ。」 ちなみに修吾の好きなゲームは最終幻想とか深淵などなど。 次も同じような質問で、いくつかの選択肢があった 「次は…<あなたがもしそういう世界に行ったとしたらどうなりたいですか?>か、そうだな…」 まず、最初にあった容姿の欄には特上、上、中、下があったので、どうせただの質問だと思い適当に特上を選択した。 んー、でもこれなんかに似ているような… その次にあった、身体能力、魔力、潜在能力、カリスマ性、能力適性にも最高の値にチェックを付けた。
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