Prologue

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「今度は…<生まれ変わるとしたら何に成りたいですか?>…うーんと、何がいいかな。」 選択肢を見ると、わりと普通な人間から、ドラゴンまであった。 「…ドラゴンならいいかな。」 かっこいいし、と呟きながらチェックを付けて次へ進める。 <ご回答ありがとうございました。最後に付けて欲しい能力等がありましたら、以下の記入欄にご記入下さい> …? あっ思い出した。 姉さんが書いてた夢小説とかいうのの出だしの部分、そっくりなんだ。 じゃあ、それとおんなじように… ‘自分で魔法が創れて、知っている漫画とかの技が使える。あと、瞬間記憶能力がほしい’ と、記入して終わる。 すると、やはり赤い文字でこんなことが書いてあった。 <じゃ、それなりに頑張ってくれたまえ☆希望は叶えておくから。> …なんというか痛々しい文章だった。 まっ、いいか。 登録とかなかったし多分、誰かがふざけて作ったんだろうし。 ・・・・・ そういや、何でこんなことやってたんだっけ? あっ、そういやバ○オやってたんだ。 詰まったから攻略サイトで道確認しようとしてあれ見つけたんだった。 ああ、もう眠いし、めんどいし明日やりゃいいや。 えっと、確かここに…………あった、タイプライター。 で、セーブして…よし、寝ようかな。 その時はまだ知らない、自分の身に何が起ころうとしているのか。 →NEXT TO
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