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「じゃあ、頼みましたからねっ愛海さん!!」
「えっ?あっちょっと待ってよ!!」
愛海は状況がのみこめずにいた。急に肩を叩かれたから、振り返ってみると、
小柄な女の子からいきなり綺麗にラッピングしてあるピンク色の小さな紙袋を渡されたのだ。
「これを…光に?」
その女の子は私の幼なじみである光君にチョコを渡して欲しいと頼んできた。
そして、私の返事も聞かないで、無理やり押し付けると走って行ってしまったのだった。
女の子は終始、顔を下に向けていたので、顔は良く見えなかった。
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