出来損ないと呼ばれた悪魔

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今日は快晴、雲1つ無い青い空、空を飛ぶ鳥たちはまるで、「今日はどこまでも行けそうだな!」っと会話しているようだった。やはりこう言う日のことを平和とい……… テイヤ「シャドウ!シャドウ!大変だよ!!」 ドアを勢いよく開けて飛び込んできた赤い髪の少年。下町の元気坊主の1人だ。 シャドウ「……ノックくらいしたらどうだよ?せっかく人がいい気分で黄昏てんのによ」 少し呆れた表情で、手をプラプラさせながら言い放った。この年頃の『大変』は大したことないし、っとあまり気に止めていない様子だった。 テイヤ「黄昏てる場合じゃないよ!!」 シャドウ「何だ?寝ションベンが親にバレそうで乾かすの手伝ってくれ、とかか?」
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