出来損ないと呼ばれた悪魔

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シャドウ「まさか……流されたのか!?」 歯を食い縛り、弱々しくテイヤはコクリと頷いた。 シャドウ「いつだ!?いつどこから流された!?」 シャドウはテイヤの肩をつかみ問い詰めた。 別に川の流れが激しいわけではないが、子供の体力がいつまで持つか分からないし。 もし結界の外に出てしまえば、魔物に殺される、何てことも無い話ではない。 テイヤ「……場所はよくパパが釣りするところ……流されてすぐにここに来たから10分位前だと思う……」 シャドウ「クソ!……ならもう結界の外か!」 シャドウは壁にかけていた剣を手に取り、テイヤを抱き抱え窓を開けた。
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