第2話

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~学園都市のとあるファミレス~ このファミレスの中で二人の少女……霞織と美琴が、向かいの席に座った二人の少女の片方…初春に愚痴をこぼしていた。 初春の隣し座った少女…紫織は、その様子を静観していた。 「『あくまでもお姉様方は一般人ですのよ』とかね、」 「『自分から事件に首をつっこまないで欲しいのですのー』とか、 うるさくってさー黒子(あのこ)。」 「は…、はぁ」 「………。」 「最近はエスカレートしてね、『パステル調色彩の子供っぽい下着はいかがなものかと』とかね…。」 「『常盤台のエースがスカートの下に短パンははしたないですの』って!」 「「あんた(クロちゃん)はわたしのママかーーーっ!!!」」 と、突然立ち上がり、二人は同時に叫んだ。 「…その辺どう思うか、初春さんの意見を聞かせてくれない?」 と、美琴は初春に意見を求める。 霞織は未だに「うがーっ!!」と喚いていた。 「え、えーとぉ……」 「……とりあえず、二人共落ち着いて。」
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