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学園都市のとある路地裏、ここで一人の不良が逃げていた。
不良A「はぁ……はぁ……、何なんだよ畜生!ツイてねぇ……がっ!」
不良が倒れた背後には、いつの間にか『ジャッジメント』の腕章をした少女が一人佇んでいた。
???「ジャッジメントです。
暴行未遂の現行犯で拘束しますの。
大人しく観念してくださいな。
さもないと……」
ミシミシミシッ…
「あだだだだ!」
「腕をヘシ折りますわよ?」
「わ、わかった!わかったからはなしてくれっ!」
すると少女は何処からか手錠を取り出し、不良の手首に手錠をかけた。
「ふぅ…さて、と。」
少女は更に路地の奥へと入っていった。
少し進むと、そこには三人の少女が立っていた。
「ジャッジメントですのー、そちらの方、大丈夫ですか?
今助けに………」
行きます、とまでは言えなかった。
何故なら、倒れている不良達には、火傷の跡があれば凍傷を負っているような傷もあり、中には感電している奴もいたからだ。
「あ!黒子。」
「あ~、クロちゃんだ~。」
「黒子……。」
「……通報にあった路地裏に連れ込まれた女性3人と言うのは、お姉様達の事でしたの…。」
「んゅ?どーかしたの?クロちゃん。」
「………💦」
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