第1話

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学園都市のとある路地裏、ここで一人の不良が逃げていた。 不良A「はぁ……はぁ……、何なんだよ畜生!ツイてねぇ……がっ!」 不良が倒れた背後には、いつの間にか『ジャッジメント』の腕章をした少女が一人佇んでいた。 ???「ジャッジメントです。 暴行未遂の現行犯で拘束しますの。 大人しく観念してくださいな。 さもないと……」 ミシミシミシッ… 「あだだだだ!」 「腕をヘシ折りますわよ?」 「わ、わかった!わかったからはなしてくれっ!」 すると少女は何処からか手錠を取り出し、不良の手首に手錠をかけた。 「ふぅ…さて、と。」 少女は更に路地の奥へと入っていった。 少し進むと、そこには三人の少女が立っていた。 「ジャッジメントですのー、そちらの方、大丈夫ですか? 今助けに………」 行きます、とまでは言えなかった。 何故なら、倒れている不良達には、火傷の跡があれば凍傷を負っているような傷もあり、中には感電している奴もいたからだ。 「あ!黒子。」 「あ~、クロちゃんだ~。」 「黒子……。」 「……通報にあった路地裏に連れ込まれた女性3人と言うのは、お姉様達の事でしたの…。」 「んゅ?どーかしたの?クロちゃん。」 「………💦」
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