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~常盤台中学校~
「―――と、皆さんもご存知のように、能力者はその強さ(レベル)によって無能力者(レベル0)から超能力者(レベル5)まで段階分けされており、
その力は生まれながらの才覚による部分が大きいものの、日々の鍛錬によって各々更なる高みを目指す事が可能です。」
「発現する能力が個々人で異なるため、その訓練方法もそれぞれに適したものを選択する必要がありますが、
努力次第では皆さんの中から超能力者(レベル5)に到達する方が現れるかもしれませんね。」
「能力を効率よく成長させるため、『樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)』にその方法を予測演算させるケースも…」
ドォン!! ゴドンッ!! ドカァン!!
授業中の教室に突如として響く三つの爆音。
「な!?何事ですの?」
「爆発……?」
「先生っ!」
「たしか…
この時間はプールで御坂美琴さんと御嶼紫織さんと御嶼霞織さんが期末の能力測定を行う予定でしたね…。」
「「「「えぇっ!?」」」」
この教師の一言で、教室内の生徒が驚愕する。
「測定って……、今の、能力なんですか?」
「御坂様や紫織様や霞織様ってあの」
「『超電磁砲(レールガン)』や『氷結の女王(フリーズクイーン)』や『蒼焔の姫君(フレアプリンセス)』の…」
「先生……、
・・・・
努力で本当にあんな風になれるものなんですか?」
「……えぇ。」
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