第1話

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~常盤台中学シャワールーム~ 「え? 黒子の教室まで音届いてたの?」 「ものすごい音でしたもの。 皆驚いていましたわ。」 うにうに シャワールームでシャワーを浴びる黒子、美琴、霞織、紫織の四人。 「わざわざプールの水を緩衝材にしなきゃまともに測定もできないなんて」 「……私たちのより、黒子の能力のほうが便利。」 「隣の芝生は青く見えるんですのよ。」 「ぅー……、でも他の皆のクラスの邪魔しちゃってるし………。」 と、少し落ち込む霞織。 「気にする事ありませんわ。 お姉様方は常盤台のエースなんですもの。」 「エースって……」 「堂々と胸を張っていればよいのですっ! まぁもっとも……」 ヒュッ… 「張ると言うには自己主張の足りないつつましい胸ですけ・ど❤」 と、美琴の背後に回り込んだ黒子は、手をワキワキとうごかし、美琴の胸に触れようとしたが、 ドカッ! 黒子は美琴に殴り飛ばされた。
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