第1話

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~学園都市のとあるショッピングモール~ 放課後、ショッピングモールをぶらつく美琴、黒子、紫織、霞織の四人。 「――それと! 治安維持活動はわたくし達ジャッジメントに任せて欲しいですの。」 「……そう言われても…。」 「自分で殴った(やった)方が早いし。」 「学園都市に九人しかいないレベル5でも、一般市民である事に変わりは――」 黒子が小言を言いはじめた。 「あ、このクレープ美味しそー。」 「ほんとだ~」 「……おいしそう。」 「話を逸らさないで欲しいですの!」 ―――が、三人とも全く聞いていなかった。 「私はこれ。」 「じゃあ、あたしはこれとこれとこれっ!」 「……霞織、そんなに食べられる?」 「うんっ!」 「…なら良い。 じゃあ私はこれ。」 「クロちゃんはどーする?」 「……………わたくしは警邏中ですので。」 「……もしかして、ダイエット?」 「ッ!!///」 紫織に図星をつかれ、顔を真っ赤にする黒子。 「べつにクロちゃんなら必要ないと思うけどな~。」 「その油断が怖いんですのよ。 さぁ、わたくしが目をつむっている間にお召し上がり下さいですのっ!」 「……………!!」 ピーンッ! クレープを受け取った際に、何かを閃いた美琴。 黒子に近づき、クレープを差し出す。 「?」 「じゃあさ、これ一口だけあげる。」 「………そ、」 「「「?」」」
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