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疾斗は川辺に着くと風呂敷に包んである真剣を取り出した。疾斗は、鞘に納めてある真剣を抜くと素振りを始めた。
ビュンッ
真剣が風を斬る音が聞こえる。
そして疾斗はなにかを思い出したかのように素振りをやめた。
「石捨てなきゃな…」
疾斗はポケットからあの石を取り出すと3回ポンポンと軽く上に投げると握りしめて向こう岸に目掛けて投げた。
その石は勢いよく飛んでいき、そこらへんにある石と混じってわからなくなった。
その後も疾斗は真剣の素振りをしていた。
1時間くらい休んだり素振りしたりを繰り返していた。
「腹減ったしなにか買いに行くか…」
疾斗は真剣を風呂敷に包み隠すと川を越えるためジャンプをした。
すると川が光始めた。
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