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「な、なんだ!?」
疾斗はジャンプをしたらどんどんと凄いスピードで景色が変わっていった。
そして着地する頃には、広い草原にいた。
「ここ…どこだ…?」
疾斗は辺りを見渡すが、辺り一面草原でさっき居た川辺とは明らかに違っていた。
「夢なのか?」
疾斗は自分の頬っぺたを摘む…
ギュッ
「いてててて…夢じゃない…。ならここはどこなんだ…?」
疾斗はジャンプしただけなのに何故こんなとこにいるのかがわからなかった。
だがまだ疾斗は冷静で自分を取り乱していなかった。
「ここに居ても拉致があかねぇ…」
疾斗はそういうと風呂敷から真剣を取り出すと地面に垂直に立てると手を離した。
倒れた方向は、西を指していた。
いわゆる運まかせである。
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