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「名前は、勝谷疾斗です。前は違う県に居たんですが、都合でここに来ました。後、特技は剣道です。宜しくお願いします」
「皆、仲良くしてあげてね?疾斗君の席はあそこよ」
先生が指を指したのは一番後ろの右端の窓側の席であった。
そこだけ空いて居たので大体は予想出来ていた。
疾斗は言われた通りにその席へと向かった。
「それじゃあ今日はいつも通りの授業よ」
先生はそういうと教室から立ち去って行った。
すると疾斗の周りに女子が集まって来た。
「ねぇねぇ疾斗君どこに住んでるの?」
「疾斗君ってあの剣道で有名な疾斗君なんだよね?」
などと疾斗は女子から質問攻めに合っていて、困っていた。
そこにある男子が疾斗の名前を呼んだ。
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