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又同じ道。
同じ姿の人たちが同じ所へ向かう。
高校は義務出はない。っと言う奴がいる。
しかし、実際、高校へ行かなければならない現実。
高校生活には意味はないが高卒と言う文字、言葉が必要で価値があるのだ。
「はぁ~」
和也の前に長く急な坂が現れた。
「なぜ、学校ってのは山の上に作りたがるのか」
目の前に有る坂に向かって呟く和也だが、この坂を上らないと学校には着けない。
「きつ~い、学校つく前に疲れるんですけど。」
「ね~、なんであんな山の上に…
皆も同じ様に思っているらしい。
とか言いながら上り始める皆
「はぁ~何か俺さっきからため息ばっかだな~………ん?」
仕方なく上り始めた和也の目の前に、一枚のカードがひらりひらりと空から舞い落ちてくる。
何も考えずそのカードを掴んだ。
「なんだこのカードは?遊○王カードにしては厚いし・・」
その時、ゴーン。ゴーン。と学校の始まりを表す鐘が鳴り出した。
回りを見渡すと知らないうちに、誰も居なく成っていた。まずい。和也は走って学校へ向かった。
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