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学校行くときはあのダサメガネにボサ頭
「明日もそれでいくの?」
「いまさらめんどくさいじゃん」
「それのせいであたしは毎日彼氏の悪口聞かなきゃいけないんだよ!?
付き合ってる事すら誰にも言えないし…
それに…
護は本当はすごくいい人なのに…
誰もわかってくれない」
あたしが悲しくなってシュンとしていると
護は今までやっていたゲームの電源を切ってあたしを引き寄せた
「中学の時もいろいろあっただろ?
俺のせいでアユがボコられそうになったり
今行ってる高校は中学の時の知り合いは誰もいないし俺がこうしてれば安心だろ?」
本当はわかってる
護があたしのために変装までして学校に行ってくれてること
中学のとき当たり前に護はモテモテだった
だからあたしと護が付き合ってることをよく思わない人はたくさんいて
イジメにあっていた
護がいつも助けてくれたけど
高校は二人で遠くの学校を受験したんだ
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