1.幼なじみの君は

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それにあたしだけが “本当”の護を知ってる それはすごく幸せな事… だよね。 …翌日… 「アユー! 今日、男子も女子もバスケらしいよ!」 「そうなんだ!」 久しぶりに護のバスケ姿が見れる!! 高校に入る前まで護はずっとバスケ部だった 実力は相当 あたしの大好きな護の一つ 案の定護は大活躍だった 『ヲタ島やばくない?』 『すごいうまいんだけど…』 いつも悪口を言ってる女の子達も食い入るように護を見ていた その時 バンッ!!!! ものすごい音とともにあたしの目に写ったのは倒れている護だった 「…!!」 『北島!!大丈夫か!?』 先生が慌てて護に近づいた 仰向けに護をしたときにみんながざわめきはじめた 『誰…あのイケメン…』 『もしかして…ヲタ島!?』 倒れた衝撃でメガネが外れたらしい 「―っ!! 先生!!あたし保健委員なんで保健室連れていきます!!」 あたしはそう叫んで意識が戻った護に急いでメガネをかけさせると保健室へ連れていった
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