プロローグ

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俺が見上げるのは学校へと続く長い坂だ。こんなものを三年間登るなんて考えると早速やる気が失せてくる。登ってるときに誰かが来る気がした。 だけどそれは俺の勘違いで一人で黙々と学校を目指す。その後始業式での校長の眠気を誘う音波やいらん祝辞を聞いてようやく教室に向かう。 入学式後の教室なんかは皆が眠そうにしていて倦怠感が流れていた。しばらくすると担任が来てありきたりな自己紹介を長々と話してくれた。
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