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しばらく待つと見慣れた影が見えた。あの頭と歩き方は朝比奈さんだな。
「あっキョン君、こんにちは。早いんですね」
なに?俺が早いだなんておかしくないか?だってさっきは時間をオーバーしていたのに。
時計を見ると俺は自分の目を疑ってしまった。そして自分のアホさを呪った。
そう、時間は一時間以上余裕があったのだ。時計がぶっ壊れていたとは。
落胆する俺を首を傾げて見る朝比奈さん。………まぁいい、大は小を兼ねると言うことだ。
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