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「ごっめ~ん!ちょっと寝坊しちゃったわ」
騒々しい声と共に艶やかな黒い長髪を振りながらハルヒはやっと来た。
「古泉君とはそこであったの……キョンあんた早いわね、何だか遅れてくるって思ったんだけど」
「残念だったな俺はきちんと時間は守るたちなんだ」
かなりの嘘だがここではなんとなくハルヒに勝ち誇りたい気分になったので勝ち誇っておこう。
「みくるちゃん今日も可愛いわね。有希!休日も制服なの?」
俺の話を聞いちゃいない。俺の気分が空回りした所でなんの支障も無いんだけどな。
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