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転機
高校生が過ぎ大学生となった
私は千葉で一人暮らしをはじめた
一人暮らしをしていたある日「やっぱり自分のこの病気治したい、なんとかしたい」という強い思いに刈られた
そう…右手の振るえ、自由が効かない状態はまだ治っていなかったのである
もちろんそれ以前にも病院に行くことは考えていたが、病院なんか行っても治るわけないとか、そのうち治るだろうとかいう曖昧な考えで、病院には一度も足を運んだことがなかった
というよりどこの病院に行ったらよいのか、全くわからなかったのだ
ある日、病院の門を叩いた
インターネットでいろいろ調べ、神経内科に行くことにした
神経内科で診察してもらった結果
病名、原因などは全くわからないと言われた
あげくの果てには精神、不安、興奮からくるものではないかと言われた
せめて病名だけでも知りたかったが、わからなかった
病名、原因はわからないが薬で治るかもしれないのでとりあえず薬を出しますと言われた
薬での治療しかないのかなぁと思った
薬を何日か飲んでいたが、全くと言っていいほど効果はなかった
それよりも副作用が強く喉の乾き眠気がひどかった
再び病院に行くと、今度は違う別の薬で試してみましょうと言われた
医師の指示に従うしかなかった。
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