超電磁砲

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「ぴりおどないん?聞いたことありませんわ」 「最もレベル5に近い人の事です。レベル4.999……みたいな」 「ふーん、それで.9(ピリオドナイン)というわけですわね」 くだらないことを考えた人もいたもんですわ。 「すごくないですか?会ってみたいなぁ影法師」 「犯罪者になれば会えますわよ、佐天さん?」 「いや、ははは、冗談ですよ」 全く、不謹慎ですわ。 ストローに口をつけ、水っぽくなってしまったアイスティーを飲む。 ちらりとお姉様を見ると……。 ……目が輝いてる? 「私風紀委員手伝うわ!!影法師、面白そう!!」 「ダメですわ!!」 「なんでよ?」 「お姉様を傷モノにするわけには!!」 「ちょっ……傷モノって。大丈夫よ、学園都市第三位なんだから」 「ダメ!!絶対ダメですわ!!」 「じゃ私は犯罪者になるしかないわね」 「なっ!?なんてことを!!」 「じゃあ、手伝わせてくれるわね」 「お姉様には勝てませんわ……」 「やりぃ!!」 これからは風紀委員の仕事の事をお姉様に話すのは止めておきましょ……。  
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