不器用な男達

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だがそれも落ち着いた中学3年俺のモテ期が始まった。 初めて女と寝たのは集会の帰り逆ナンされた酔っぱらいの女だった。 好きとかそんな恋愛感情なんてない、ただの好奇心だけだった。 「はいはーい。ああ、んじゃあ後で行くから。」 電話を切ると嬉しそうににこにこと笑う陽平。 「まーた女かよ。陽平本当好きな。」 煙草をくわえ亮太が呆れた顔で言った。
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