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夏の陽気を感じだした6月…
職場はクーラーが効いていて涼しい環境になっていた…
「もう夏か…実際…学校辞めると時が経つのが速いって言うが…本当何だな」
その時カウンターで俺と今井の二人きりだった…
今井との二人きりは…今までけっこうあった…
二人とも学校行ってないし…暇な昼過ぎ何かに仕事を入れられていたからだ
「暑いよね~ここはクーラーが効いてるから…最高の環境なんだけどね…確かに学校辞めてから…時が経つのが速いね」
そういいながらベストスマイルで今井は俺を見つめていた…
「…あっ!長門さん…よかったらアドレス交換しませんか?」
唐突に今井はアドレス交換を俺に持ち出し…オーダシートにペンを走らしていた…
「構わないけど…なんでだ?」
いそいそとペンを走らしていた今井の手が止まった…
「シフト代わってもらう時便利じゃん、それに長門さんとは…気が合いそうだしね」
「なんだ…逆ナンかと思ったぜ…」
「そんな訳無いじゃん………………はい!これ…仕事終わったらメールしてね!」
渡された紙にはアドレスと電話番号が書いてあった…ご丁寧にフルネームも一緒で…
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