larme02♦紅一点

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永倉は手を首の後ろで組んだ。 「俺も見てる。 今日は先生がいるみてーだし。」 「おっ、ぱっつぁん。 美桜も一緒か。 今日は玉子焼き渡さねーからな。」 原田が木刀を肩にかけやって来た。 「おはよう、左之。 えーっと………昨日は「やるぞ―――!」 美桜の言葉に耳を傾けず木刀を振り回し始めた原田。 「そういう子なのね(泣)」 美桜はモヤモヤしながらも原田の姿を眺めていた。
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