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「確かに外面だけいいやつは山ほどいる。
だがな、家族には嘘なんて付きたくねぇんだよ。
もちろんお前にだってな。
実際、流れモンのお前にだって分かるだろ?
みんな真心で接してる。
もちろん俺だって。
だからそんな悲しい事言うな。」
「信じても…いい……ですか?」
「ああ。
互いに嘘を見抜く力ぐらいはあるだろ?」
涙が止まらなくなり美桜は土方の胸に顔をうずめた。
「お前のせいでビチャビチャだ、バカ女。」
「バカ……言わない…で……下さいよ………。」
「余計バカっぽく見える(笑)」
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