三月三十一日

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兄さんと新平の魂は何時でもお父さんお母さんを見守って居りますよ。 二人とも子供を失ったと言って悲観したりしてはいけません。 兄さんだって随分と増産には働かれたのだし、新平だって今までに相当に空中戦士を養成しましたし、今度は軍人の最高名誉たる特別攻撃隊の一員として悠久の大義に生きるのです。
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