魔法学校 ウィル・オ・ウィスプ

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キーンコーンカーンコーン・・・ 学校に朝礼を告げる鐘が鳴り響く。 担任のマドレーヌ先生はまだ、教室にいなかった。 「なぁ、マカロン。この時間になってもマドレーヌ先生が来ないってことはよぉ・・・・一体どういうことなんだ!?」 隣にいたボルシチが怪訝そうな顔をしている。 「どうせまた遅刻でしょう?いつものことだわ。」 シナモンが呆れた顔で言う。 ハーヴがため息をつき、 「今年30回目の遅刻なノ・・・。」 と呟いた。 「来たよッ!!!」 ずっと教室のドアから廊下を見ていたリプトンが叫び、クラスメートが一斉に席に着いた。
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