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酒が入ってるせいか…いつもより感度がいい。 「んあッ…りゅ…んン」 「っ!」 無意識に腰を擦り付けてくる未織に理性が飛びそうになる。 腹に当たる未織の自身はズボン越しでも熱い。 それでも、 酔っ払った未織が貴重でもっと虐めたくなった。 「んあッ、りゅ…ン、むねばっか…ぃやあ…ッ」 胸だけを執拗に弄られるのが焦れったい様子の未織。 顔を赤く染め、大きな瞳からは涙が零れ落ちていた。 …ちょっと虐めすぎた。 焦らした時の未織が可愛くてついやってしまう。 今日は酒が入ってるから尚更。 触ってほしくて限界の未織を見て少し反省する。 「未織…ごめ」 ドサッ !! …あ? 気付いたら視界に天井があった。 いきなりの事に目が点になる。 未織に謝ろうとしたら何故か押し倒されてしまったらしい。 「…未織?」 更に腹の上に未織が跨っているから起き上がれない。 …何だ? 上にいる未織は、たぶん俺を睨んでいて…たぶん怒ってる? 「りゅうっ」 たぶん怒鳴ったつもりだろうが、舌っ足らず。 全然怖くない。 むしろ可愛すぎるくらいで。 「もうっ!ぼくがする」 は?
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