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「俺達も行こーぜ」
「そうだね」
このまま座ってたらいつ教室に戻れるか分からないもんね。
巻き込まれる前に退散しよう。
そう思って立ち上がった瞬間──
!!??
「……ぁ」
目が……合った。
いや?
正確に言うと今も合ってる?
あれ?
どんどん近づいてませんか?!
女子に囲まれていたはずの流が僕の方に向かって歩いてきた。
ちょちょちょっと!?
何でこっちに来るの━━━!!
流は慌てる僕に構うことなく距離を縮めてくる。
本当にカッコイイな。
じゃなくて!!!
一体何なの?!!
「………て」
「……え?」
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