プロローグ

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埃1つない綺麗な廊下を5人が歩いていく。 1人は女子、4人は男子。 5人全員理事長に呼ばれたのだ。 理由は今のところ不明。 「おい陽一、お前何かしたのか?俺呼ばれるような事してねぇぞ?」 「僕!?………だ、大丈夫。多分やってない」 「多分!!?」 「だ、だってちゃんと入学してすぐやったテストの点取ったもん」 「………点数は?」 「え、えっと…」 「もういい、着いた」 陽一と呼ばれた髪の毛が天パの男子が頑張って点数を思い出そうとしている間に理事長室に着いた。 他の3人は一切口を開いていない。 陽一に話かけた眼鏡をかけていて平均より低めの身長の男子は呆れながら扉をノックした。
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