プロローグ

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ノックをして数秒後「どうぞ」と優しく柔らかい声が耳に届く。 口々に失礼しますと言いながら理事長室へと全員入った。 「急に呼び出して悪いね」 「いえ…それより何故俺達が?」 「ああ、そうだったそうだった」 あははっと愉快そうに笑いながら椅子に深く座り直した。 そして机に肘を付き手を顎に添える。 「単刀直入に言おうかな…」 ニッコリと頬笑み5人を改めて見直した。 「君たち生徒会ね、あ、ちなみに今日から」 「「「「「拒否権は!?」」」」」
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