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「てめっ」
「何で僕だけぇぇぇぇ」
「何でも何もてめぇが悪いんだろうが」
呆れながら陽一を退かす。
戻ってきたうざったい奴を押し退けるとスタスタと教室へと戻っていった。
廊下を歩いているとやはり群がってくる女子達。
「航介様ータオルでーすっ」
「ドリンクもどうぞーっ」
「………あー自分達が使いな?」
営業スマイルで2人の女子の目をハートにさせる。
心の中では罵詈雑言の嵐。
うざい、邪魔、うるさい
ほんとっ…………無理
どうすればあんなに欝陶しくなれるんだか…
だが顔はスマイルを維持。
感情を表に出せるのは陽一だけ。
俺の顔の色はWhite
ナシ
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