4月

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「航介ー置いてくなんて酷いよ~~~~!!」 「あ?」 「ひっ、に、睨まなくても…うぅ」 俺の些細な行動で一喜一憂する陽一がかなり愛しくなる。 俺が女だったら惚れてたなー…。 「うわぁ……」 我ながらなんという気色悪い想像を…。 今思った事を陽一にそのまま告げたら感涙ものだな。 「あ、そうだ」 「?」 「今日の学食のメニューにコロッケパン出るんだって♪」 「……………………埋めたろか?」 「な、なんでぇ!?」 そんなどうでも良い報告なんかいらんわ。 盛大にため息を洩らした。
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