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そんなことを思っていると、もう1つのお茶をマネさんは1人で余裕で持ち上げている。
「うげぇっ、マネさんすごいですね!」
「そう? 村上くんがザコいんじゃな~い?」
そう言って、マネさんは俺をおちょくるような目で見てくる。
やっとのことで"マネさん机"に運んできた重たいお茶を置く。
「マネさん、こんなに重たいの運んでたら腕に筋肉がついちゃうんじゃない?」
「そうなのよ~。私、スタイル抜群なのに腕だけがちょっと太くって」
マネさんがそんなお冗談をおっしゃるので、
「どっこがスタイル抜群なんですかぁ?」
とつい返してしまった。
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